チェンマイ農村で夏休み

タイ北部チェンマイ市内から車で1.5時間、農村暮らしのあれこれ

タイでは常識らしい、曜日と色に関するあれこれ

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タイに来てしばらく経った頃に気がついたことは、曜日と色の関係があるものがいろいろ存在しているみたいということ。今回はそれは知らなんだというタイ文化関連の豆知識を紹介します。

 1:曜日に決まった色がある

一つ目はタイでは曜日に色が決まっていて、子供でも知っているということ。「今日は〜火曜日で〜ピンク!」みたいなフレーズを7日間分唱えられるようです。下の写真のように、カレンダーの曜日がその色になっているものもよく見かけます。そして以前国立海洋公園の島に一週間滞在した際に、そこで働くレンジャーたちが毎日その色のシャツを着て朝礼をしていました。

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水曜日が緑なのはピンとこない

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日付の数字までタイ文字表記

2:タイ人は自分が何曜日に生まれたか知っている

前学期にアメリカ人の生徒と携帯会社の窓口に契約変更のため出向いた際に、本人確認の流れでどういうわけか何曜日に生まれたかを聞かれ、外国人の私たちは知る由もなく結局本人確認に一時間かかったということがありました。

その時に初めて、タイ人は当たり前に何曜日に生まれたかを知っているという事実を知りました。何時に生まれたかを正確に把握している日本人は一定数いそうですが、何曜日生まれかを知ってる人はどれぐらいいるのでしょうか。

3:生まれた曜日の色がラッキーカーラー

この一つ目と二つ目の驚きの事実を合わせると、この三つ目の「何曜日に生まれたかでラッキーカーラーがある」にたどり着きます。なるほどという感じです。実際に火曜日生まれの人がどこまでピンク色をラッキーカラーにしているかわかりませんが、多少の意識はするのでしょうか。

それでも、タイの王室関連の旗の色が黄色なのは国王が月曜日生まれだからだそう。王妃の旗は土曜生まれなので紫と違う色。そう考えると、そこそこ生まれた曜日の色をご贔屓カラーにしているのかもしれません。

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街中に国旗以外に王室関連の写真やら旗がたくさんあります

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寺で見たこの守護仏も曜日別で順に並んでいるそう